【受験】将来の夢って
どうもです。
だいぶ久しぶりになってしましたね・・・
▼今日は世間がおそらく大学入試の終わりたての頃なので、それに関連した記事を書きたいと思います。
大学入試か・・・(遠い目)
受験生の皆さまが見ているかわかりませんが、これは受験生以外の方も見ても損ではないと思う記事なので、ぜひご覧ください。
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大学受験。
難関大を受ける人もいれば、専門の大学を受ける人もいる。
しかも、日本の社会の現状、一生学歴というものはどうしても付いてしまいます。
たかが18歳の1年の頑張り次第で、言ってしまえば将来の選択肢、道筋が決まってしまう、何とも恐ろしい文化です。
決して、「学歴だけがすべてじゃない」という言葉は何気信用ならないものです(笑)
国家公務員や大手企業に入ると、だいぶこのことがわかります。
さて、ここでケーススタディ形式で。
あなたは早稲田大学を志望するも、おしくも落ちてしまい、併願校であった明治大学に合格をいただきます。
入学しますか?
浪人しますか?
正解は、ありません。
そう、第一志望の大学に合格する確率は、難関大にいくほどきわめて低くなります。
もう1つ。
あなたは偏差値45しかありませんが、偏差値55の大学に魅力を感じています。
受けますか?
もちろん、これも正解はありません。
自分の丈にあった大学を受験するのも手ですし、ダメ元で挑戦校として受験するのも手です。
▼ん?何が言いたいの???
私は、正解が「ない」と断言しましたが。
しかし、私は正解が主観的にはあると考えています。
結果に対し、自分自身に納得いっているか。
これに尽きると思います。
少し、恥ずかしながら自分の話をさせていただきます。
私は高校3年間、部活も行事もどちらかというと、だいぶ頑張っていた方でした。
そのうえ、授業はろくに聞かず、遅刻ばかりの生活を送っていました。
結果として、高3の7月には偏差値40スタートでした。
しっかりと勉強を始めたのが夏休みから明けぐらい。
しかし、12月にはセンター試験で英語60点だったのが180点取れるレベルまでに追い込みました。
浪人は覚悟しつつも、この伸び具合なら第一志望に合格するのではないかと考えていました。
2月。
併願校は無事合格し、いよいよ第一志望。
第一志望の大学ではまず英語の試験から。
試験開始
・・・
頭が真っ白になってしまいました。
僕は男ながら、試験が終わった後、廊下で泣いてしまったことを今でも覚えています。
努力の時間は違えど、あんだけ追い込んで伸びて、努力も出せずに終わってしまう。
なんて悲しい結末なのだろうか。
当時はそう思っていました。
ちなみに、私は併願校は受けたものの、滑り止めは一切受けていませんでした。
なぜなら、よくわからない大学に行くくらいなら浪人した方が納得すると思っていたからです。
しかし、結果としては併願校が合格してしまったので、こちらに入学するのか浪人して再チャレンジをするのかという選択肢になりました。
僕はこのとき、頭の中では
「努力をすべて出し切れてない」
このことしか浮かびませんでした。
じゃあ浪人すればいいじゃないか。
そう思うかもしれません。
でも、浪人して果たして成功するのか?
1年を棒に振らないのか?
とにかくこの2点が怖くて仕方なかったのです。
当時通っていた予備校講師はこんなこと言っていました。
講師「現役で入学した方が、1年分社会人としての経験も積めるし、お金ももらえる。浪人は損だ」
その言葉を聞いて、「あぁ、やっぱ現役で入学するべきなのか」と思ってしまった自分がいます。
結果、併願で合格した大学への入学が決定しました。
もう、吹っ切れて大学生活楽しもう!!
そう思っていたのが、大学入学して数か月。
とにかく、大学生活は楽しいです。
とっても、楽しいです。
でも、どうしても努力を出し切れなかったのが悔しくて。
7月から、自分は一人でこの現実に泣いてしまいました。
諦めきれなかったのです。
そこで、私は
仮面浪人
ということに挑戦することに決めました。
仮面浪人とは、大学に在籍しながら、受験生となり別大学の受験を行うことです。
これなら、今の大学というポジションを失うことなく、大学受験が出来ると考えました。
しかし、ここからが本当に地獄のような毎日でした。
もちろん、サークルはすべて辞めました。
しかし、SNSで楽しそうにエンジョイしている大学生を見つつ、自分は図書館にこもって勉強をする。
こんなつらい毎日を送ることになったのです。
また、もちろん大学の単位も所得しなければいけないし、アルバイトも受験料や入学費ためるために行わなけらばならない。
また、友人にはほぼこの仮面浪人をしていたことを明かさなかったので、友達の前では受験勉強が全くできません。
誘いがあれば何かと理由をつけて断らなければならないし、最悪行かなければいけない。
「多忙だね、ノリ悪いね」
そんなイメージを友人たちにつけられてしまったような気がします。
そして気付いたら1月。
勉強は続けていたものの、正直全く合格する気がしませんでした。
当たり前です、普通の浪人生の1/5ぐらいしか勉強する時間がないのですから・・・
もちろん、勉強時間だけがすべてではないのは知っています。
事実、現役の頃は普通の人の1/2の勉強量で偏差値を20以上上げたのですから。
願書を出す前、悩みました。
果たして受験するべきなのか。
落ちるとわかっているのに。
願書、出しました。
やはり、ケジメをつけたかったのです。
あの時、頭が真っ白になってしまった。
今度は、努力した分だけ出し切りたい。
むしろ、合格なんか求めていませんでした。
自分の全力を出し切ればいいじゃないかと。
結果、本番では頭真っ白にならずに、すべて解ききることが出来ました。
もちろん、不合格でしたが。
以上が体験談なのですが、果たして私はこの記事から何が言いたいのかというと。
あなたは、すべてを出し切ることができましたか?
あなたは、本当にこの結果に満足しているんですか?
の2点です。
私は正直浪人をするべきだったと今でも考えています。
どうしても行きたい大学があった。
たとえクソみたいな志望理由だとしても、自分自身が納得いかないからです。
たかだか1年を消費するだけですからね。
その1年と、一生の後悔に比べれば。
私は、一生の後悔を選んでしまったのです。
また、浪人して結果が出なかったとしても、その1年間頑張れたら、それは大きな今後の糧になることは、間違いないです。
自分の限界まで努力をし、もうこれまでかっていうところまでいった結果であったら、不満には思わないはずですし、何よりその行動力が今後の生活に必ず生かされます。
確かに、学歴は関係あるかもしれない。
しかし、それはあくまで一つのステータスです。
テニスが上手い、料理が出来る、それらと同じです。
そんなことよりも、努力を費やす過程の方が、ずっと大事です。
これは、受験以外にももちろん通用することです。
私は、いつも感じております。
言いたいことは、こういうことでした。
努力も出し切れず、満足いかない結果に逃げて立って、後悔するだけです。
お金がないから?
現況、たくさんのローンが借りれます。
親に言われる?
それで果たして自分は納得できるのですか?
挑戦することが怖い?
挑戦しない人は一生つまらない人生を送ることになりますよ?